小企画展示「写真の中のかわさき」が川崎市役所本庁舎で始まりました。
この展示は、国立アートリサーチセンター、東京藝術大学、川崎市市民ミュージアムが共創し企画したものです。また、川崎市市制100周年を記念した川崎市市民ミュージアムの展覧会「爆誕!!かわさき100年物語」の関連展示としても位置づけられています。なお、川崎市市民ミュージアムは2019年の台風被害により本館での展示が困難な状況が続いており、市内各地で展覧会やワークショップを開催しています。
川崎市では、1957年から市民に公募するかたちで写真のコンクールを実施してきました。2014年の市制90周年を機に、一部の写真がデジタル化され、今回の展示ではその中から厳選された約300点の写真を大型モニターで鑑賞することができます。また、1960年代に応募された20点の写真は、デジタルデータを基に銀塩写真技術を用いて紙焼き写真として再制作され、展示されています。
\「写真の中のかわさき」展 開催中📷/
— Art & Wellbeing ああとも (@aatomo_jp) December 5, 2024
川崎市役所本庁舎で開催中の小企画展示「写真の中のかわさき」。
今回は、自分で好きな写真を選んで見る、インタラクティブな作品の鑑賞方法をご紹介します。
①モノクロ写真を1点選ぶ
②展示台からフレームごと取りはずす
③モニターの台の上に置く… pic.twitter.com/BacELYQrnV
展示を見るだけでなく、特設台に写真を置くと、その写真が撮影された場所や関連動画を楽しむことができます。
今から約半世紀前の写真を見て、昔の記憶や誰かとの思い出が蘇った場合は、それを「あなたの中のかわさき」として、展示スペースに設置されたメモ台に書き残すことができます。この展示をきっかけにいろいろな「かわさき」が語られる機会になることを願っています。
概要
会期 | 2024年11月16日(土)~2025年1月26日(日) |
時間 | 9:00〜21:00 ※会期中無休(ただし、12月29日~1月3日を除く) |
入場料 | 無料 |
会場 | 川崎市役所本庁舎復元棟2階205会議室 (川崎市川崎区宮本町1番地) |
主催 | 国立アートリサーチセンター 東京藝術大学 川崎市市民ミュージアム |
会場構成 | FUJIWALABO+GENEMAR |
※本展覧会はJST共創の場形成支援プログラムの支援を受け開催します